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クソ小説の捌け口

21人の未完成について

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21人の未完成について

「21人の未完成」は、21人の欅坂から決別するための作品である。チームが再スタートするために、最後に形として何かしらを残したかったのだろうか。


恐らく相手側の意図はそんなところだろう。ただ、一人一人の写真を寄せ集めて写真集として売り出すのは奇策である。図らずも全員が揃う機会が減ることで、そこからプレミアムが生まれ、なんともお金儲けには持って来いの環境が整っていたのだ。チャンスを不意にしない運営、恐るべし。
 
 
この写真集の優れている点はそれぞれの特性を活かし、一つの題材を掲げて撮影しているところだ。これだけ多くのメンバーを撮影するともなると、同じような作りにするわけにはいかなくなる。それを理解した上で、メンバーの個性を思考し、綿密に練られているのではないだろうか。
 
 
このように「グループの再出発」に含み益を持たせ、利益を得る。企業にとって合理的といえるだろう。そしていつも通り、最終的に白い歯を見せるのは運営側なのだ。








ただ、管理人の個人的な疑問点が残る。



組織として作り上げられ、あれよあれよという間に勝手に形成されては、理想郷など受け入れられず、完成されかけた絆が崩壊し、気づけばバラバラになっていて、修復しようと足掻いている彼女たちが歩いてきた、坂道という名の修羅の過程を、



不完全と、未完成って形容だけで片づけていいのだろうか?
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